​『塾長あいさつ』

私は、33年の長きにわたり、脚本を書く仕事をしてきました。

脚本とは、人間を深く知り、それをドラマという形にする仕事です。

作り上げてきた人物たちは数知れず、いつのまにか、「女を描かせたら、右に出る者はいない」というありがたいお言葉をいただけるまでになりました。

 

また、ドラマを作る一方で、どうすれば女性たちが幸せに輝いて生きていけるか、その方法を考え続けてきたような気がします。

 

それを、ドラマという形を通してではなく、直接お伝えしたい……。

そんな願いが、この『女塾』の塾長という形で実ったのだと思っています。

 

私自身、仕事に追われながら、男女二人の子供を育て、二度の結婚をし、二度目の夫は大河ドラマ『篤姫』執筆中に発病、直後に他界。つらい別れも経験しました。

そのほか、私の身に起きた様々な体験を知る人たちは、私の人生を「波瀾万丈」と評します。

 

そんな体験や、それによって得た学びの数々が、皆様の生きる知恵となるなら、これほど嬉しいことはありません。

 

よりよく生きるには、「コツ」があります。

私は、「愛あるコツ」と呼んでいます。

それを、講演やセミナーを通して、お伝えしていきたいと思っています。

 

「女の道は一本道にございます。定めに背き引き返すは恥にございますよ」

これは、大河ドラマ『篤姫』の中で書いたセリフです。

 

あなたにとっての「道」を見つけること、それにより、「あなただけのドラマ」がイキイキと輝くこと、そのお手伝いができることが私の願いであり、喜びです。

​<プロフィール>

脚本家・作家。島根県生まれ。85年デビュー。 テレビドラマに、『ニュースの女』『殴る女』『ブランド』『定年ゴジラ』『女神の恋』『美女と男子』

『定年女子』など。NHK連続テレビ小説『さくら』にて橋田壽賀子賞受賞。

大河ドラマ『篤姫』は空前の大ヒット。『江~姫たちの戦国』の原作脚本を務める。

映画、舞台、落語、狂言、ミュージカルなど、多方面で活躍。

エッセイ『さくら・とっておきの話』『女の道は一本道』『毎日が大河』など。

小説『江』『おね』各上下巻、『美女と男子』、生き方本『女塾』なども。

 

2009年より、TBS番組審議委員を務める。 (株)プロダクション尾木 所属 

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